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【Sylfa】
 チェコ語で空気の妖精(精霊)。
 英語スペルは《Sylph》。
 ラテン語の[sylva(名)森]と、ギリシア語の[nympe
 (名)妖精]の合成語との説がある。
 16世紀の錬金術師、パラケルススが「妖精の書」
 で記した 地水火風の4大精霊のひとつ。
 美しく華奢な乙女の姿で、女性名詞のシルフィー
 ド《Sylphid》 の名で呼ばれることもある。
 人間の男性と恋をして結ばれれば不死となると
 言う説がある。
 シェイクスピアの戯曲『テンペスト』では、シルフの
 一種として エアリアルという精霊が登場する。
 エアリアルは小さな体で蝶のような半透明の羽根
 を持つ空気の妖精。
 風を自在に操る能力を持っている。
 とても華奢な姿だが暴風雨の時は魔女のように
 荒々しい存在に変ると言われる。